6.熱海市のあれこれ2

古くから温泉地として知られていた熱海が、一大保養地として大きな発展を遂げたのは先に紹介した熱海線の開通後です。ですが温泉を数多く有する保養地としての歴史は、豆相人車鉄道開通前にまで遡ります。明治の初期頃には、既に政財界の要人が保養や会談の為等で数多く熱海市を訪れていました。その為政治、経済の中心である東京との連絡が非常に多く、1889年には東京電信局との間に国内初の公衆用市外通話が開通しました。その為熱海市は市外電話発祥の地としても知られています。熱海市にはこんな歴史が有った事を恐らく多くの皆さんが御存知ないかと思います。また熱海が歴史的にこのような背景を持つことから、東京や国家の発展を支えた重鎮達の言わば原動力となった地であるとも見ることもできます。現在の熱海市はかつてほどの盛況は見受けられないものの、相変わらず多くの温泉等は健在で、主に東京方面からの保養地や日帰り温泉地として相応の賑わいを保っています。従って所謂東京の奥座敷とされています。時代は流れましたが、熱海市の魅力、価値は健在である、と言ってもいいのではないでしょうか。

ここまで簡単に熱海市の歴史等を紹介したところで、次に熱海市の産業について見ていくことにします。
熱海市の産業は言うまでもなく温泉等の観光を中心とした産業が主軸となっています。ちなみに平成17年度の国勢調査では次のような結果が出ています。
第1次産業に従事する者 : 1.7%
第2次産業に従事する者 : 12% そのうち67%が建設業に従事
第3次産業に従事する者 : 85% そのうち30%が飲食店や宿泊業に従事
これを御覧になってお分かりの通り、熱海市では第三次産業に従事する人の割合が非常に大きくなっています。熱海市は温泉と共に発展してきた、と言っても過言ではないでしょう。
そうした背景もあって熱海市には別荘等所有税が有ります。熱海市は古くからの観光地であり、別荘等も非常にたくさん有ります。そして全国でも珍しく、熱海市では別荘税を徴収しています。
この項の最後になりますが、熱海市は世界の幾つかの都市と姉妹都市(親善都市)縁組を結んでいます。ここでは熱海市の姉妹都市縁組を紹介します。
まず日本国内では大分県別府市と1966年8月に姉妹都市提携をしています。言うまでもなく別府市は温泉で有名です。そうした繋がりから熱海市と別府市とは姉妹都市の関係にあります。

海外に目を向ければ、熱海市はサンレモ市(イタリア共和国)と1976年11月に姉妹都市提携をしています。更にカスカイス市(ポルトガル共和国)、珠海市(中華人民共和国)、アカプルコ市(メキシコ合衆国)と姉妹都市関係にあります。

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林田学
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Last update:2017/3/30