7.熱海市のあれこれ3

熱海市は数多くの温泉、保養地を擁する観光地として有名です。観光地が発展するには、その交通的な要件が大切です。交通が整備されていなければ、当然ながら観光客をひきつけることができません。ここでは熱海市を訪れる観光客も知っておきたい、熱海市の交通について紹介します。
まずは東海旅客鉄道(JR東海)です。日本の交通の大動脈とも言える東海道新幹線が熱海市を走っています。東海道新幹線が熱海駅に停車します。従って熱海市を訪れる観光客にとっては、新幹線が第一の選択となる、と言ってもいいでしょう。
また同じJRの東日本旅客鉄道(JR東日本)ならば東海道本線が有ります。これも時間はかかりますが、東京方面から利用することができます。熱海市で中心となる駅は熱海駅です。
またJR東日本管内では伊東線も有ります。熱海駅、来宮駅、伊豆多賀駅、それに網代駅といった駅を結んでいます。ここでも熱海市の中心となる駅は熱海駅です。
ちなみに熱海市はJR東日本とJR東海のそれぞれの管轄の境界に当たります。現在、東日本旅客鉄道の管轄内の東海道本線は熱海の先の来宮信号場までとなっていて、この先にある丹那トンネルからは東海旅客鉄道の管内となります。信号場では客扱い、乗務員の交代が出来ないため、このどちらもが熱海駅で行われることになっています。こうした事情によって、熱海駅を境に横浜・東京方面、及び沼津・静岡方面の在来線運行の起点ともなっていて、それ故熱海駅発着の列車はとても多くなっています。また伊豆急行線の普通列車も熱海駅まで乗り入れていて、同様に下田方面への起点ともなっている。こうして見ると現在も熱海駅は鉄道交通の要衝であると言えます。
過去に遡れば、東海道本線(当時の熱海線:国府津から熱海を結ぶ)が開業する前には、人車軌道・軽便鉄道として豆相人車鉄道→熱海鉄道が1895年から1923年までの間存在していました。また熱海市には嘗てモノレールの敷設計画も有った事を御存知でしょうか。これは日本遊覧飛行鉄道という、熱海市から伊東市までを結ぶモノレールの敷設計画が戦前に存在したということなのです。戦後になってからも熱海モノレールの建設が計画されていて、当時の運輸省からも免許が出されましたが、結局諸般の事情によって建設工事ができず、その結果熱海市のモノレールは幻のモノレールとなったのでした。
熱海市の鉄道交通の話はここまでにして、熱海市のバスについて簡単に触れておきます。現在熱海市では伊豆東海バス、伊豆箱根バスの二社が主に運営を行なっています。
また熱海市は観光地らしく、道路も整備されています。有料道路には 熱海ビーチラインがあって、熱海市を訪れる観光客等にもよく利用されています。ちなみにその通行料金は普通車で250円となっています。また同じく熱海市の有料道路には伊豆スカイラインが有ります。玄岳ICが熱海市の玄関口となります。

また熱海市の一般国道ですが、国道135号が熱海市を走っています。熱海市の主要地方道としては 静岡県道11号の熱海函南線、静岡県道20号熱海箱根峠線、それに静岡県道80号熱海大仁線が有ります。

最終更新日:2015/4/7